幻覚 機械工 不眠症 映画
[:はじめに]
タイトルに書いてあるワードから、ある映画のタイトルを当てられるでしょうか?
私には難しすぎて、できないですね。
こんにちは、oneday_rudyです。
「マシニスト」という映画を観ました。
今回は、映画「マシニスト」を観た感想を書きます。
[:あらすじ]
不眠症に悩まされる主人公は、機械工として働き、つつましく生活していたが、周囲に異変が起きる。
事の発端である、冷蔵庫に貼り付けられた謎のメモ
同僚の代わりに働いていると自称する男が、職場には存在しない謎
毎日空港のカフェで働いている女性と、進まない時計の針
灰色のモノトーンの視界に目立つ、謎の男が乗る赤い車
主人公は現実と幻覚の境を見失い、自分が何者なのかわからなくなってしまう
主人公の周囲でいったい何が来ているのかーーー
[:かんそう]
恐怖を感じました。
観ている途中で気づいたことですが、主人公の見える現実が、灰色だらけの色彩になっています。
雨が降る時でも、昼間に運転している時でも、遊園地で子供と歩いている時でも、屋外にいるはずなのに、灰色だらけで非常に乏しい画面が続きます。
しかし、謎の男が乗る赤い車が現れます。車の鮮明な赤が、周囲の薄く淀んだ灰色の世界と、はっきり違うものだと認識できます。
色彩の効果によって混乱を煽る演出もまた、視聴者にも恐怖を与える影響の一つになっています。
怖いですね。途中まで、周囲の異変に惑わされる主人公と同じように、視聴している側の私もいったい何が起きているんだろうと困惑する場面が続きます。
ただ、結末を知れば、やりたいことや言いたいことがわかって、私も納得して映画を見終わることができました。
[:俳優さん]
どこかでみたことあるなぁ〜、と思っていたら、主人公はクリスチャン・ベールさんでした。
「プレステージ」とか「バットマン」とか「フォードVSフェラーリ」に出演しています。全然気付きませんでしたが、全部私の好きな映画で主役をやっていたんですね。
というか、役作りがすごいです。
主人公は不眠症のため病的に痩せていて、その役を演じるために、クリスチャン・ベールさんはものすごい減量をしています。
どのぐらい減量しているかというと、主人公が羽をむしられた鳥のまねをした時に、はっきりと浮き出る肋骨が非常に痛々しいほどです。
俳優さんって大変なんですね。
[:おわりに]
最後までありがとうございます。
また次回。synt